一足早く秋の訪れが始まる東北 岩手県陸前高田市にサケの遡上産卵の撮影に行ってきました。前回は、震災後4年後という年でサケの遡上があまり見られず、今回は再チャレンジでした。
宮城県の県境を岩手に入ると陸前高田市です。今回は、仙台空港より移動してきました。
紅葉がちょうど見頃でした。山全体が赤や黄になって見応えのある景色でした。
川のあちらこちらでサケがバシャバシャと産卵床を作ったり、オス同士のケンカの音を聞くことが出来ます。
オスは鼻先の部分が嘴上になっており、メスの周りをぐるぐる泳ぎ回ったり他のオスを追い払ったりケンカしたりしてます。
メスは鼻先も丸くなって一生懸命に産卵床を作っています。茶色い部分は、元々の川底でコケがたくさん生えていますがきれいな部分は、メスが掘り起こした部分です。
死んでいる訳ではありません。メスが尾びれを使って産卵床を作っているところです。メスは数回に分けて産卵をするようで、数回済んだメスのお腹は細くなっているのが見て分かります。
メスの準備が出来るといよいよ産卵です。場合によっては、複数のオスが産卵行動に参加してきます。
他にもたくさんの川魚を見ることができます。いいサイズのアユがたくさん群れていました。
前回に引き続き、今回もダイビングショップRIAS KUMAさんにお願いしてガイドしていただきました。みなさん勝手に川に入ると密漁と間違われたり、おまわりさん呼ばれたりしますから関連機関から許可を得ているKUMAさんに是非お願いして楽しんでください。
ダンゴウオも通年見れるとの事で、海も一味違ったダイビングが出来そうです。
もう少し詳しい情報はこちら から
ダイビングショップ RIAS
また、KUMAさんは東北の漁業復興にも取り組まれておられます。
ボランティア活動にご興味のある方、ご賛同されたい方、活動に参加してみたい方は是非問い合わせしてみてください。
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三陸ボランティアダイバーズ